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技術・サービス
タグレスプリント|縫い付けラベルに代わる日本基準のプリント
Tokuabe (Thailand) Co., Ltd.は、タイ・サムットプラーカーンにおいてアパレル・衣料品へのタグレス表示印刷(Tagless Printing)を受託しています。ポリエステルやスパンデックスなどの多様な伸縮性素材に対応し、ご注文数量の制限を設けず小ロットから社内で一貫生産を行っています。
目次
縫い付けタグの切り取りを防ぐ「肌刺激ゼロ」の装着感とブランド保持効果
コットンからスパンデックスまで多様なテキスタイルに対応する特殊パッドインク技術
日本の本社より継承した60年以上の特殊製版技術に基づく品質管理体制
よくある質問(FAQ)
■ 縫い付けタグの切り取りを防ぐ「肌刺激ゼロ」の装着感とブランド保持効果
多くの衣服の首元や腰部裏面には、ブランドロゴやサイズ、洗濯洗濯絵表示(ケアラベル)を記した織りネームやサテン素材のタグが縫い付けられています。しかし、これらの縫い付けタグは着用時に皮膚と擦れ合い、チクチク感や強い肌刺激を引き起こす原因となりやすいのが実情です。
調査結果によると、アパレル商品を購入した消費者の約70%が、この装着時の不快感を理由に縫い付けタグをハサミなどで切り落として着用しています。タグが切り落とされることで、本来の目的であるブランドロゴの視認効果や、正しいメンテナンス方法を伝える洗濯絵表示の機能は完全に失われてしまいます。
当社のタグレス表示印刷(Tagless Printing)は、極めて薄くしなやかなインク層を生地の裏面に直接転写するパッド印刷技術を適用しています。追加の副資材や縫製糸を使用しないため、皮膚に接触した際も摩擦が生じず、チクチク感を完全に排除します。結果として消費者がタグを切り取る動機を無くし、衣服の寿命が尽きるまで衣服の内側にブランド名と仕様表示を確実に残し続けることができます。
■ コットンからスパンデックスまで多様なテキスタイルに対応する特殊パッドインク技術
衣料品への直接印刷において、生地の伸縮性や素材独自の吸水性への適応は大きな技術課題となります。特に、引っ張る力に対して大きな伸縮を示す素材や、吸汗速乾性に優れた合成繊維の場合、安価な直接印刷では伸縮にインク層が追従できずにクラック(ひび割れ)を生じたり、洗濯によるインクの剥離を引き起こすケースが見られます。
当社では、アパレルの生地特性に合わせた専用のパッド印刷インクを選定して使用しています。一般的な100%コットン(Cotton)の生地はもちろん、合成繊維であるポリエステル(Polyester)、そして極めて高い弾性特性を持つスパンデックス(Spandex)やこれらを組み合わせた混紡素材に至るまで、それぞれの収縮率に対応するインク調合プロセスを確立しています。
この特殊インクにより、生地が限界まで伸ばされた場合でも、インク膜自体が伸縮に同調して伸縮するため、文字の欠けや剥がれ、デザインのひび割れを防ぎます。繰り返しの家庭内洗濯や過酷な着用環境でもインクの接着性を損なわず、優れた耐摩耗性を維持することが実証されています。
ブランドと工場が実感できる効果
| 従来の縫い付けラベル | タグレスプリント | |
| 着用者の体験 | チクチクして不快で、切り取られがち | 柔らかく快適で、プリントの感触が気にならない |
| ブランド表示の持続性 | ラベルを切り取ると失われる | 商品の寿命まで残る |
| 生産コスト | 追加の素材と縫製工程が必要 | 素材と工程を削減 |
| サステナビリティ | 紙やフィルムを追加で使用 | 追加素材なし |
■ 日本の本社より継承した60年以上の特殊製版技術に基づく品質管理体制
タイ現地においてアパレルへの特殊印刷を委託する際、バッチ間での位置ズレ、インクの裏写り、あるいは洗濯による想定以上の早期剥離といった品質ばらつきに対する懸念がつきまといます。
当社は、日本国内で60年以上にわたり培われた高精密な特殊印刷技術を保有する「株式会社特殊阿部製版所」の100%子会社です。日本の本社において高度な技術研修を修了したタイ人現地技術スタッフが製造ラインを直接管理・運用しています。
サムットプラーカーン県のアジア工業団地スワンナプーム内にある自社工場にて、日本基準と同様の厳密な品質測定や、実際の生地サンプルの伸び特性に適合するパッドパターンの設計、印刷位置の公差評価を網羅的に実施しています。
これにより、ブランドロゴ、サイズ表示、洗濯仕様表示の3つの要素を一度の印刷プロセスでズレなく鮮明に表現し、量産段階においても一定のインク塗膜厚みと優れた色堅牢度を安定して供給することができます。
※詳細をお知りになりたい方は資料をダウンロードされるか、下記のフォームよりお問合せください
■ よくある質問(FAQ)
Q1:最小注文数量(MOQ)の制限はありますか?
A1:ご注文数量の最小制限はございません。量産時の本格的なロット製造だけでなく、展示会用の製品サンプルや初期のデザイン試作など、サンプル用の数枚からでも社内で一貫して同様のプロセスにて印刷対応を承っております。
Q2:パッド印刷によるインク印字は、繰り返しの洗濯に対してどの程度の耐久性がありますか?
A2:テキスタイル専用に設計された熱硬化性の特殊インクを使用しており、家庭用洗濯機による数百回以上の繰り返しの洗濯に対しても、目立ったインクの剥がれ、退色、ひび割れが生じない極めて高い耐洗濯性(堅牢度)を有しています。
Q3:対応している生地の素材にはどのようなものがありますか?
A3:一般的な綿(コットン)をはじめ、ポリエステル、ナイロン、スパンデックス(ポリウレタン混紡)など、多種多様なアパレル素材への印刷が可能です。印刷条件は生地の加工状態(撥水剤の有無等)により変動するため、事前にテスト評価を行って適切なインク条件を決定します。
Q4:織りネーム(従来の縫い付けタグ)と比較して、トータルの調達コストに優位性はありますか?
A4:全体的な調達プロセスにおいてコスト削減が期待できます。縫い付けタグでは「タグ資材の事前購入」「タグの保管」「縫製ラインでのタグ挟み込み縫製」といった追加の手間と工数が発生しますが、タグレスパッド印刷に一本化することで縫製工程での挟み込みミシン工数を省略でき、資材廃棄ロスの削減にも繋がります。
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