ボールレンズ Ball lens
ボールレンズは、通常の凸レンズに比べ焦点距離が短く、主に光ファイバーへの集光やカップリング、出射光のコリメートに用いられる集光用光学素子です。主な用途は、ファイバー光通信用カップリングレンズ、内視鏡、バーコードスキャニング、非球面レンズのボールプリフォーム、センサーなど多岐にわたります。材質はBK-7とサファイアがあり、サファイア製は紫外から赤外(0.17µm~5.5µm)の幅広い波長に対応し、BK-7よりも優れた耐環境性を持ちます。標準仕様として、BK-7の屈折率は1.51680/nd、サファイアは1.7682/nd(設計波長587.6nm)で、直径±0.05mm、真球度±0.05mm、焦点距離±2%、偏芯3分以内、表面品質MIL60-40の許容範囲が設定されています。製品は外径0.5φから10.0φまで多様なサイズが提供され、掲載品はノーコートですが、特注で反射防止コートの対応も可能です。