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【極厚板の切断不良】装置や火口だけでは越えられない加工条件の壁

2026-09-10

【極厚板の切断不良】装置や火口だけでは越えられない加工条件の壁

極厚板の切断で、切断面の荒れやえぐれ、溶融金属の付着などが起きると、装置や火口に原因があると考えがちです。しかし、切断品質には、ガス圧や供給量、トーチの高さ、切断速度など、複数の加工条件が関わります。

本記事では、300mm厚板の切断事例をもとに、切断不良が起きた際に確認したいポイントを解説します。


目次

  • 装置や火口だけでは原因を特定できない理由
  • 300mm厚板の切断事例
  • 確認したい加工条件
  • NIPPON CUTTINGが支援できること
  • FAQ

■ 装置や火口だけでは切断不良を判断できない理由

極厚板のガス切断では、次のような切断不良が発生することがあります。

  • 切断面が荒れる
  • えぐれやくぼみが生じる
  • バリや溶融金属が付着する

切断面がきれいに仕上がらなければ、グラインダーによる仕上げ作業が必要になり、後工程の負担も増えます。

こうした不良が起きたとき、装置や火口を交換すれば解決するとは限りません。切断結果には、素材、切断速度、ガス圧、供給量、トーチの高さなど、複数の条件が影響するためです。

原因が加工条件にある場合、部品を交換しても同じ問題が続くことがあります。そのため、現在の使用状況を整理し、不良に関係する条件を一つずつ切り分ける必要があります。

ここからは、NIPPON CUTTINGが対応した300mm厚板の切断事例をもとに、加工条件を確認する流れを見ていきます。

■ NIPPON CUTTINGが対応した300mm厚板の切断事例

NIPPON CUTTING & WELDING EQUIPMENT CO., LTD.では、300mm厚の板を切断したいという相談を受け、顧客工場を訪問しました。

現場では、使用している装置や器具を確認するとともに、トーチの高さやガスの供給状況など、切断に関わる条件を調査しました。その結果、トーチが適切な位置よりも低く設定されていることが分かりました。

そこで、トーチの高さを調整し、あわせて必要なガス圧と供給量が確保されているかを確認しました。極厚板を切断するには、圧力だけでなく、供給元から十分な量のガスが継続して送られているかも確認対象になります。

こうした加工条件を整えた結果、300mm厚の板を切断できる状態へと改善しました。

この事例のように、装置や火口に問題がなくても、使用条件によって本来の性能を発揮しにくい場合があります。切断不良が発生した際は、部品交換を検討する前に、現場の加工条件を確認することが大切です。

■ 極厚板の切断不良で確認したい加工条件

切断不良が発生した際の主な確認項目は、次のとおりです。


確認項目

確認する内容

素材

材質と板厚

切断速度

素材や板厚に適した速度になっているか

ガスの種類

加工内容に適しているか

ガス圧

必要な圧力が確保されているか

ガス供給量

十分な量が安定して供給されているか

トーチの高さ

適切な位置に設定されているか

装置・器具

加工内容に適しているか


同じ症状でも、原因が異なることがあります。例えば、切断面の荒れは、切断速度、ガス供給量、トーチの位置によっても発生します。

見た目だけで原因を決めつけず、加工条件を一つずつ確認することが、切断不良の切り分けにつながります。

■ NIPPON CUTTINGが支援できること

NIPPON CUTTINGでは、極厚板の切断に関する相談を受け付けています。

装置の販売だけでなく、素材や板厚、使用している火口、ガス圧、供給量、トーチの高さ、切断速度などを確認し、切断条件の見直しまで行います。

必要に応じて、顧客工場で実機による確認やデモンストレーションを行います。300mm厚板の切断事例でも、使用設備や器具に加えて、トーチの高さ、ガス圧、供給量を確認し、条件を整えたうえで切断できる状態へ調整しました。

厚物の鉄系金属切断に関する技術や知見は、日本の親会社が100年以上にわたり蓄積してきました。これまでの加工事例を踏まえ、現場に応じた確認ポイントを提案します。

※詳細は、資料をダウンロードされるか、下記のフォームよりお問い合わせください。

■ FAQ

Q1.300mm級の極厚板は、装置を交換すれば切断できますか?
A1 : 装置の交換だけで解決するとは限りません。まずは、トーチの高さやガスの条件などを確認する必要があります。

Q2.切断面が荒れている場合、火口に問題がありますか?
A2 : 火口が原因とは限りません。切断速度、ガス圧、供給量、トーチの高さなども影響します。

Q3.相談する際は、どのような情報が必要ですか?
A3 : 素材と板厚、使用設備、ガスの条件、切断速度、不良の状態などをお知らせください。切断面の写真があると、状況を把握しやすくなります。

※詳細をお知りになりたい方は、資料をダウンロードされるか、下記のフォームよりお問い合わせください。


会社情報

NIPPON CUTTING & WELDING EQUIPMENT CO., LTD.

主要三品目

工業ガス用圧力調整器 / ガス溶断機器

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NIPPON CUTTING & WELDING EQUIPMENT CO., LTD.(日本カッティング & ウェルディングイクイプメント)は、タイにおいて36年以上の実績を有し、ガス切断技術を基盤とした各種関連装置の製造を継続してまいりました。近年では、プラズマ切断機、レーザー切断機、自動配管溶接機に加え、半自動TIG溶接機 「San-arc TIG Meister」 などの最先端設備の販売も ...

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