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技術・サービス
【クロムめっき用電極】チタンプレートに鉛を接合したSR8|迷走電流・スラッジ発生を抑える電極の導入支援
SPF (THAILAND) CO., LTD.は、タイ国内および周辺国のお客様向けに、チタンプレートに鉛を接合したクロムめっき用耐久電極「SR8」の導入提案および新作とPbリコーティングを行っています。日本本社が開発した独自の異種金属接合技術と、タイ現地法人による迅速な技術対応を組み合わせ、お客様のめっきラインの長寿命化と品質安定化を支援します。
SR8は再生可能な電極ですので、使用限界を迎えてもSPFに製品を返送していただければ、新品同様に仕立て直し後お客様へお返ししますので再度ご使用いただけます。
目次
- めっき不良と材料劣化を防ぐ:チタン・鉛クラッド電極「SR8」を導入すべき理由
- 迷走電流と不純物の発生を極小化:チタン・鉛接合技術の対応仕様
- 界面の電食・剥離を未然に防ぐ:全数ピンホール検査と浸透探傷試験による品質管理
- タイ現地での技術相談とめっき設備改善:日本人常駐拠点によるサポート体制
- よくあるご質問(FAQ)
■ めっき不良と材料劣化を防ぐ:チタン・鉛クラッド電極「SR8」を導入すべき理由
クロムめっき加工ラインの運用において、めっき液の腐食によるアノード電極の劣化や不溶性不純物(スラッジ)の発生、通電のばらつき(迷走電流)に伴うめっき厚の不均一は、生産コストと品質管理における重大な課題です。
SPFの「SR8」は、耐食性に優れたチタンプレートに、放電面となる鉛をクラッド接合した構造を採用しています。チタンの高い耐食性と機械的強度に、鉛の放電特性を組み合わせることで、めっき液中での電極劣化や脱落リスクを低減し、安定した通電性能の維持に貢献します。
これにより、迷走電流やめっき液中のスラッジ発生を抑え、めっき品質の安定化とアノード電極の長寿命化を支援します。
■ 迷走電流と不純物の発生を極小化:チタン・鉛接合技術の対応仕様
小型の電気・電子部品や複雑な形状の摺動部品のめっき工程では、使用する電流密度やめっき液の流動条件によって電極の偏摩耗が生じやすく、それがスラッジ増加やめっき品質のばらつきにつながる場合があります。
「SR8」は、耐食性に優れたチタンプレートに、均一な厚みの鉛アノード層を強固に接合した電極です。稼働状況に合わせて、スズや銀を調合した鉛合金仕様へのカスタマイズや、製品移動時の液量不足を抑えるための外液取り込み穴・スリットの最適配置設計にも対応可能です。
この仕様により、局所的な電流集中や液だまりによる不要な反応を抑え、迷走電流やスラッジ発生リスクの低減に貢献します。
項目 | 対応仕様 |
主な用途 | 自動車部品、電気電子部品、各種摺動部品用硬質クロムめっき用電極 |
放電面材質 | 鉛(Pb)、鉛+スズ、スズ+銀など、めっき液条件に応じて調合 |
ベースプレート | チタン(Ti)プレート |
接合プロセス | 日本本社が開発した異種金属接合技術。 |
構造特徴 | 界面の隙間を排除した密着接合、外液取り込み穴の最適配置設計 |
提供形態 | SPF(THAILAND)CO.,LTD.にて新作および使用限界を迎えた製品のPbリコーティングを行い新品同様に再生。 |
■ 界面の電食・剥離を未然に防ぐ:全数ピンホール検査と浸透探傷試験による品質管理
異種金属の接合界面にわずかな隙間やピンホールがあると、クロムめっき液が浸入して内部電食を引き起こし、接合部の剥離や突発的な通電不良につながる可能性があります。
SPFでは、機械加工後の接合面に対するピンホール検査に加え、非破壊検査である浸透探傷検査(カラーチェック)を実施し、微小クラックやピンホールの有無を確認しています。
これにより、液浸入による界面腐食や通電不良のリスクを低減し、長期間の連続通電においても安定した導電性を維持しやすい電極品質を提供します。
■ タイ現地での技術相談とめっき設備改善:日本人常駐拠点によるサポート体制
高性能電極の導入には、既存のめっき槽の寸法、取り付け治具(ブスバー)との取り合い、稼働中の電流密度など、詳細な技術仕様の確認が重要です。
タイ国内に技術対応拠点を構えるSPF (THAILAND) CO., LTD.では、日本人技術者が常駐し、図面がない段階からでも現物確認や寸法測定に対応しています。お客様の要求条件を反映したカスタム設計を行い、日本本社のクラッド製造部門と連携しながら、輸入調達から納品後のサポートまで対応します。
これにより、現地での迅速な意思決定と導入後のフォローを実現し、高性能電極の導入に伴う調達面・技術面の不安を軽減します。
■ よくあるご質問(FAQ)
Q1 : SR8(チタン・鉛クラッド電極)はタイ現地工場で製造・修理を行っていますか?
A1 : はい、行っています。
お客様の設備に合わせた一品一葉の設計および製造を行います。 また使用限界を迎えたSR8の再生(鉛リーコーティング)も行っております。
Q2 : 現在、他社製の鉛電極を使用していますが、既存槽を改造せずにSR8クラッド電極へ置き換え可能ですか?
A2 : はい、可能です。既存設備への適合を前提に、めっき槽の寸法やブスバーとの取り合いを確認した上で、可能な限り既存設備を活かしたカスタム設計をご提案します。
Q3 : スラッジの発生やめっきの品質ばらつきが本当に改善するか、事前に確認する方法はありますか?
A3 : はい。めっき加工ラインにおける現在の課題、使用されているめっき液の成分、対象製品の形状などを日本人技術者が直接お伺いします。蓄積された実績ノウハウに基づいて合致する材料成分・構造を設計提案し、導入効果のシミュレーションや適した電極レイアウトをご提示いたします。
※詳細をお知りになりたい方は資料をダウンロードされるか、下記のフォームよりお問合せください
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