SERVICES
技術・サービス
Φ0.016mmからの極細線巻線加工|医療・精密機器向け超小型コイルの受託製造
PRONEC CO., LTD.は、タイにおいて直径0.016mmからの極細線を使用したマイクロコイルの受託製造を行っています。自社開発の巻線機と精密制御技術により、医療機器や精密機械向けの高度な巻線ニーズに、試作から量産まで対応いたします。
目次
- タイでの試作から量産までの一貫生産
- 0.016mmの極細線巻線技術
- 医療機器向けの品質管理体制
- 自社開発設備による設計サポート
- 仕様および設備一覧
タイでの試作から量産までの一貫生産
タイでの精密コイル調達において、試作は日本、量産はタイと分けることで輸送コストやリードタイムが増大するケースが多く見られます。PRONEC CO., LTD. は、タイの拠点内に自社開発の巻線機および周辺設備を保有しており、試作開発から月産数十万〜数百万個レベルの量産まで、同一拠点でワンストップの対応が可能です。
日本人チームが窓口・管理を行い、技術に精通したタイ人エンジニアと連携することで、厳格な品質基準に基づいた生産を遂行し、ローカル調達に伴うリスクを軽減します。また、成形、巻線、組立、そして樹脂成形までを自社内で完結させており、工程間の移動に伴う品質バラツキや納期遅延を最小限に抑えています。
0.016mmの極細線巻線技術
医療機器用電磁弁や超小型センサーに使用されるコイルには、限られたスペースで最大巻数を確保するための高密度な巻線が求められます。特に0.04 mm以下の極細線を使用する場合、わずかなテンションの変動が断線やコイルの変形、電気特性のバラツキに直結します。
当社ではサーボテンションおよび電子テンションシステムを採用し、巻線モータにかかる負荷をリアルタイムで計測・フィードバックすることで、極限まで精密なテンション制御を実現。これにより、0.016mmからの極細線であっても、美しく高密度な整列巻線を安定して提供可能です。また、細線特有のはんだ付け時の断線対策として、端末のより線(ツイスト)加工などの工法提案による歩留まり改善も行っています。
医療機器向けの品質管理体制
透析装置の電磁弁や高信頼性が求められる精密機械用コイルなど、人命に関わる医療機器部品には、厳格な検査体制と裏付けとなるデータが不可欠です。手書きの検査記録は、誤記や判読不能のリスクがあり、トラブル発生時の迅速な原因究明を妨げます。
この課題に対し、当社では自動計測ソフトウェア 「QC Pro」を導入しています。計測データを自動で記録・計算・分析するシステムを構築し、ヒューマンエラーを排除した正確な検査成績書を発行。これにより、全ロットにおいて詳細なトレーサビリティを維持し、医療、車載、精密機器業界の厳しい品質要求に応えています。
自社開発設備による設計サポート
開発段階における「汎用巻線機では巻けない」「寸法が図面通りに出ない」といった課題に対し、外部の設備メーカーに頼る場合、設備の改造だけで数ヶ月を要することもあります。PRONEC は巻線機を自社で設計・開発しているため、特殊な形状や仕様に合わせた専用治具や設備を迅速に製作することが可能です。
開発パートナーとしての受託体制を整えており、お客様の設計や構想段階から参画し、巻線シミュレーションを通じて製造可能性を評価します。例えば、円筒型エアコイルにおける高密度整列巻の限界検証など、技術的根拠に基づいた提案を行うことで、図面修正の回数を減らし、新製品の立ち上げ期間を短縮します。
よくあるご質問 (FAQ)
Q: 図面が完成していなくても相談できますか?
A: はい。構想段階からのシミュレーションに対応しており、本生産に向けた最適な工法を提案します。量産を見据えた設計・解決策の提案に強みがあります。
Q: 数個のみの試作は可能ですか?
A: 可能です。将来的な量産条件を念頭に置いた、小ロットの試作やサンプル製作を承っております。
Q: タイ工場の品質基準は日本と同等ですか?
A: 同等です。タイ人エンジニアが技術を担い、工場運営を熟知した日本人チームが連携。QC Proによる100%データ記録と厳格なトレーサビリティを徹底しています。
※詳細については、添付資料をダウンロードいただくか、下記のフォームよりお気軽にお問い合わせください。
PICKUP
技術・サービスCONTACT
お問い合わせ