PRODUCT
生産財
遠心力オイルミストコレクター|フィルターレスで省電力・オイル再利用 | Hoooseman
Hose Master (Thailand) / Hoooseman は、SYN社のタイ総代理店として、タイ国内において遠心力オイルミストコレクターの販売・技術サポートを行っています。
本製品は、SYN社が開発し、中国で特許を取得した物理的な遠心力によるミスト捕集技術を採用しています。 フィルターや高電圧の電極板による捕集とは異なり、高速回転によってオイルミストを捕捉し、遠心力で分離・回収する方式です。水溶性切削液、不水溶性切削油の両方に対応できます。
目次
- 主な特長と遠心分離の仕組み
- 技術データおよび製品仕様
- タイ国内におけるサービス提供範囲
- よくある質問(FAQ)
主な特長と遠心分離の仕組み
本オイルミストコレクターは、高速回転によってオイルミストを捕捉し、遠心力を利用して空気と液体を物理的に分離します。回収された切削液・切削油は再利用が可能です。
従来のフィルター式や静電式で発生しやすい、フィルターの目詰まり、電極板の清掃・交換、消耗材の交換といった課題を低減できることが特長です。
水溶性切削液・不水溶性切削油の両方に対応
遠心力方式:
水と混合して使用する水溶性切削液と、100%油の不水溶性切削油の両方に対応できます。
従来方式との比較:
フィルター式では、油分の多い切削油を使用するとフィルターが目詰まりしやすくなります。また静電式では、使用する切削液・切削油の条件によって、漏電・感電・火災などへの注意が必要です。
回収した切削液・切削油を再利用可能
遠心力方式:
オイルミストを物理的に分離して液体として回収するため、回収した切削液・切削油を再利用することができます。切削油の使用量削減にもつながります。
従来方式との比較:
フィルター式では、捕集された油がフィルターに付着するため、使用済みフィルターの処理が必要になります。静電式では、回収された油が再利用に適さない状態になる場合があります。
95%~99%の安定した捕集効率
遠心力方式では、物理的な分離方式により、ミストの種類や粒径に応じて95%~99%の捕集効率を維持します。内部にはSUS材を使用し、錆や油の蓄積を抑える設計となっています。
一方、フィルター式はフィルターへの付着量が増えるにつれて捕集効率が低下し、静電式も電極板への汚れの付着によって性能が低下するため、定期的な交換・清掃が必要です。
集中捕集システムによる省エネルギー化
遠心力方式は、CNC工作機械1台ごとに設置する個別捕集だけでなく、複数台の工作機械から発生するミストを配管で集め、1台の大型コレクターで処理する集中捕集システムにも対応できます。
複数の工作機械をまとめて処理することで、設備全体の消費電力やランニングコストの削減が期待できます。
中国での導入事例では、集中捕集システムの採用によって、設備投資額を電気代などのコスト削減効果により約1.5~2年で回収できると試算されたケースもあります。
基本構成では捕集用消耗材が不要
遠心力方式では、フィルター式のように定期交換する捕集フィルターや、静電式のような捕集用電極板を基本的に必要としません。
そのため、消耗材の購入費用だけでなく、交換作業に必要な工数や、使用済みフィルターの処理費用の削減にもつながります。
※ミストの粒径や設置環境、室内排気などの条件によっては、追加フィルターが必要となる場合があります。
工場内の空調負荷低減にも貢献
集中捕集方式では、ミストを配管で集めて工場外に設置した回収装置へ送ることができます。
加工時に発生する熱も工場外へ排出できるため、工場内の空調負荷低減につながります。中国の導入事例では、空調電力を約10%削減した実績もあります。
※削減効果は工場の設備構成や使用条件によって異なります。
切削加工以外のミストにも対応
切削液・切削油のミストだけでなく、鋳造工程で発生する離型剤ミスト、塗装ミスト、厨房のオイルミストなど、さまざまな油煙の捕集・回収にも応用できます。
技術データおよび製品仕様
項目 | 技術仕様 |
モデル | DW-500 ~ DW-18000 |
風量 | 500 ~ 18,000 m³/h |
電源 | 100V / 200V / 220V / 380V ※仕様・モデルにより異なります |
捕集方式 | 物理的遠心力方式 |
捕集効率 | 95%~99% ※ミストの種類・粒径により異なります |
主な対象 | 水溶性切削液、不水溶性切削油、オイルミストなど |
内部材質 | SUS材 |
設置方式 | 1対1の個別設置、集中捕集システム |
タイ国内におけるサービス提供範囲
Hose Master (Thailand) / Hooosemanはタイと中国の合弁会社で、タイ国内での販売・技術サポート体制を構築しています。
SYN社への技術研修や、タイ市場に適した仕様への改良も行っており、現地スタッフがお客様の工場を訪問して設備選定をサポートします。
中国では、FOXCONN、AIRTAC、Nidec、TOYOTAなどへの導入実績があり、大規模なCNC加工工場への導入例もあります。
現場調査とコンサルティング
タイ人スタッフが実際に工場を訪問し、現在使用しているオイルミストコレクターの情報、CNC工作機械のレイアウト、設備周辺のスペース、設置予定場所などを確認します。
設備の台数や加工条件、使用している切削液・切削油などを確認したうえで、適切な仕様や設置方法をご提案します。
投資判断のための比較レポート
現在使用している設備と遠心力方式を比較し、設備投資額、期待できる効果、電気代、メンテナンス費用、アフターサービスなどを整理した比較レポートを作成します。
導入前に費用対効果を確認できるため、設備更新や集中捕集システム導入の判断材料として活用できます。
多言語でのサポート
Hose Master (Thailand) / Hooosemanでは、日本語、タイ語、英語、中国語での対応が可能です。日本人スタッフも在籍しているため、日本企業のお客様にもスムーズな技術相談・導入サポートを提供できます。
よくある質問(FAQ)
Q1. なぜ遠心力オイルミストコレクターは静電式と比べて安全性を確保しやすいのですか?
A1. 遠心力方式は、高電圧の電極板にミストを付着させる方式ではなく、高速回転と遠心力によって物理的にミストを分離・回収します。
そのため、静電方式で使用条件によって問題となる漏電・感電や火災などのリスクを抑えやすい方式です。
Q2. フィルターレスであることは、工場のコスト削減にどのようにつながりますか?
A2. 基本構成では定期交換する捕集フィルターが不要なため、フィルター購入費、交換作業の工数、使用済みフィルターの処理費用を削減できます。
さらに、遠心力によって回収した切削液・切削油を再利用できるため、油剤の使用量削減にもつながります。
Q3. 工場に適した仕様を選ぶにはどうすればよいですか?
A3. スタッフが工場を訪問し、CNC工作機械の台数・レイアウト、設備周辺のスペース、使用している切削液・切削油、排気条件などを確認します。
その情報をもとに、個別設置または集中捕集システムのどちらが適しているかを検討し、設備投資、ランニングコスト、メンテナンス性などを含めた比較資料をご提案します。
Q4. 既存の工場にも導入できますか?
A4. はい。既存のCNC工作機械に個別で設置する方法のほか、複数の工作機械を配管で接続する集中捕集方式も検討できます。
対象設備の総体積、使用している切削液・切削油、室内・屋外への排気条件などを確認したうえで、適切な仕様を選定します。
※製品仕様、捕集効率、省エネルギー効果、メンテナンス条件などは、対象となるミスト、加工条件、設置環境によって異なります。
詳細については、本記事に添付されているPDFファイルをご確認いただくか、下部のお問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせください。
会社情報
工業用ホース / 工場用部品・備品 / 専用機・設備機器
Hoooseman(中国・広州達維機電有限公司)が2010年設立された。 ■ Hooosemanが中国における事業: ・ホース類:ソリューション対応:油圧、エア、フード、化学品など 加締加工、取外し工事、無料点検と不具合解析… ・工場備品:オイル、カッター、ベルト、モータ、ランプ、 ケーブルチェーン、マジックペン… ・工場設備:気圧検出機、自動化専用機、JIG、検具 溶接ステーション、ナットフィー ...
CONTACT
お問い合わせ