塗装ブース用塗料スラッジ分離機|フィルターレス|水を循環再利用し、水の腐敗を抑制

塗装ブース用塗料スラッジ分離機|フィルターレス|水を循環再利用し、水の腐敗を抑制

水槽に蓄積する塗料スラッジは、塗装工程を持つ工場が繰り返し直面するさまざまな問題の原因となります。悪臭、水の腐敗、ポンプの詰まり、継続的に発生する廃棄物処理コストなどがその代表例です。

TOUTO SEPARATOR ASIA LTD.は、遠心分離方式を採用した塗装ブース用塗料スラッジ分離機を、タイおよび東南アジアの製造工場向けに提供しています。さまざまな塗装工程における塗料スラッジの分離や、循環水の管理に対応します。

目次

  • 塗装ブースと水槽における問題
  • 塗料スラッジ分離技術の特長
  • 動作原理と分離能力
  • 導入効果と作業環境の改善
  • サービス・性能テスト
  • よくあるご質問(FAQ)

塗装ブースと水槽における問題

塗装工程を持つ工場では、以下のような問題が繰り返し発生することがあります。

  • 水の腐敗と不快な臭い
    水槽に蓄積した塗料スラッジは、水質の悪化や腐敗を招き、作業エリアに不快な臭いが発生する原因となります。
  • 負担の大きい清掃作業
    水槽内にスラッジが蓄積すると、生産ラインを停止し、網などを使用して手作業でスラッジを取り除く必要があります。作業者にとって負担が大きく、衛生面や安全面にも配慮が必要な作業です。
  • 廃棄物処理コストの増加
    多量の水分を含んだ塗料スラッジは重量が増えるため、廃液の吸引やスラッジ処理にかかる費用も増加します。
  • ポンプの詰まりや設備トラブル
    システム内にスラッジが継続的に蓄積すると、ポンプや配管の詰まりを引き起こし、設備トラブルや故障の原因となることがあります。

塗料スラッジ分離技術の特長

TOUTOの塗料スラッジ分離機は、遠心分離方式を採用し、塗装工程におけるスラッジ処理の負担を軽減するために設計されています。

  • フィルター不要のフィルターレス方式
    遠心力を利用して液体から塗料スラッジを分離するため、フィルターやろ布を使用しません。そのため、フィルター交換に伴う消耗品コストが発生せず、フィルターの目詰まりによるメンテナンスの負担も軽減できます。
  • 自動スラッジ掻き取り
    自動モデルでは、ローター内部に付着したスラッジを装置が自動的に掻き取り、下部の回収容器へ排出します。作業者によるスラッジ除去作業を減らすことができ、メンテナンスに伴う生産ラインの停止時間や作業負担の軽減につながります。
  • スラッジに含まれる水分量を低減
    高速回転による遠心力を利用して、塗料スラッジと液体を分離します。
    回収するスラッジに含まれる液体量を減らすことで、廃棄物の重量や体積を抑え、廃棄物処理コストの削減につなげることができます。
  • 水を循環して再利用
    塗料スラッジを循環水から継続的に分離することで、水槽内へのスラッジの蓄積を抑えます。分離後の水を工程内へ循環させて再利用することで、水交換の頻度を減らし、水道コストや廃水処理コストの削減につなげることができます。

動作原理と分離能力

塗装工程から発生する塗料スラッジを含んだ液体は、遠心分離機へ送られます。

装置内部では、重力の500~1,500倍に相当する遠心力が発生し、液体とスラッジを分離します。

液体より比重の大きいスラッジはローターの内壁へ移動して付着し、分離された液体は清浄液側へ排出され、システムへ戻されます。

この処理を継続して行うことで、水槽内へのスラッジの蓄積を抑え、循環水をより清浄な状態に維持しやすくなります。

導入効果と作業環境の改善

  • 廃棄物量の削減
    回収するスラッジに含まれる液体分を減らすことで、より固形物に近い状態で回収できます。これにより、処理が必要な廃棄物の重量や体積を抑え、水槽から廃液を吸引する頻度や廃棄物処理コストの削減につなげることができます。
  • 清掃作業の負担を軽減
    水槽内にスラッジが蓄積する量を抑えることで、廃水吸引車を依頼する頻度や、水槽内に残留したスラッジを手作業で除去する負担を軽減できます。また、循環水を継続的に処理することで、水質を維持しやすくなり、水の再利用にもつながります。
  • 作業環境の改善
    水槽内に蓄積する塗料スラッジを減らすことで、汚れや臭いを伴う清掃作業の頻度を抑え、より清潔で安全な作業環境づくりに貢献します。また、塗料スラッジの蓄積や水の腐敗によって発生する不快な臭いの軽減も期待できます。
  • 運用コストの削減
    清掃にかかる人件費、廃棄物処理費用、廃水の吸引費用、水交換に伴う水道コストなど、塗装ブースの水管理に関わるさまざまな運用コストの削減につながります。

サービス・性能テスト

TOUTOでは、導入前の性能テストから実際の設置・運用までサポートしています。

  • 分離テスト
    お客様の工場から採取した実際の液体サンプル約20リットルを使用してテストを行い、装置導入前にスラッジの分離性能を確認します。
  • 集中ろ過システムの設計
    必要な処理量の計算や配管システムの検討を行い、お客様の塗装ブースの規模や工程に適したシステムを設計します。
  • 技術サポート
    オーバーホールによる予防保全、基準に基づく点検、スペアパーツの手配など、タイ国内でのメンテナンスサポートを提供しています。

よくあるご質問(FAQ)

Q1:どのような種類の塗料スラッジを分離できますか?
A1:塗料の種類や液体の条件によって異なりますが、合成樹脂塗料のスラッジ、シリコーン、ラッカー塗料、エポキシ塗料、ポリウレタン塗料など、さまざまな塗料スラッジに対応できます。実際の分離性能については、導入前の分離テストで確認することをおすすめします。

Q2:薬品や凝集剤を併用する必要がありますか?
A2:塗料スラッジの性状によっては、粘着性を抑えるために凝集剤などの薬品を使用することを推奨しています。粘着性が非常に高い状態では、スラッジが装置内部に強く付着し、正常な掻き取りや排出が難しくなる場合があるためです。使用する薬品や条件については、事前のテストを行ったうえで選定します。

Q3:スラッジの取り出し作業は難しいですか?
A3:選択するモデルによって異なります。手動モデルでは、ローターを取り外して内部のスラッジを除去する必要があります。一方、自動モデルでは、装置がローター内部のスラッジを自動的に掻き取り、下部の回収容器へ排出するため、作業者の負担を大幅に軽減できます。

Q4:塗装ブース内の悪臭を軽減できますか?
A4:水槽内に蓄積する塗料スラッジを継続的に除去することで、水質の悪化や腐敗の原因を減らし、不快な臭いの発生を抑える効果が期待できます。

※ 詳細については、本記事に添付されているPDFファイルをご確認いただくか、下記フォームよりお問い合わせください。

会社情報

TOUTO SEPARATOR ASIA LTD.

主要三品目

工業用遠心分離機

Touto Separator Asia Ltd. は、1967年の創業以来58年にわたり栃木県から世界へ「工業用遠心分離機のパイオニア」として歩んできた、東都セパレーター工業株式会社のタイ現地法人として、2025年に設立されました。私たちは、現場の重労働を軽減する革新的な技術を、タイそして東南アジア全域のお客様へお届けするとともに、メーカーならではの迅速なメンテナンス体制を構築し、お客様の安定稼 ...

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