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天然由来で高い抗菌力を発揮する多機能成分 |ヒノキチオール
ヒノキ油「ヒノキチオール」について
ヒノキチオールは、台湾ヒノキや青森ヒバなどの樹木精油に含まれる天然由来成分で、強力かつ広範囲な抗菌・防カビ作用を有することで知られています。
独自のトロポロン環構造に由来する高い生理活性を持ち、低濃度でも効果を発揮するため、化粧品・トイレタリー製品をはじめ、衛生用品や各種工業用途まで幅広く採用されています。
「天然」「安全性」「機能性」を同時に訴求できる高付加価値原料として、近年ますます注目されている成分です。
基本情報
- 化学名:2-Hydroxy-6-isopropylcyclohepta-2,4,6-trien-1-one
- 別名:β-ツヤプリシン(β-Thujaplicin)
- 化学式:C₁₀H₁₂O₂
- 分子量:164.20
- CAS No.:499-44-5
- 外観:無色~淡黄色の結晶
- 溶解性:アルコールに可溶、水には難溶
主な特長
1. 広範囲な抗菌・抗真菌作用
ヒノキチオールは、グラム陽性菌・陰性菌・真菌(カビ・酵母)に対して有効で、抗生物質耐性菌にも作用する点が大きな特長です。
大腸菌、黄色ブドウ球菌、カンジダ菌、水虫菌などに対する抗菌活性が報告されています。
2. 低濃度で高い効果
比較的低濃度でも抗菌性を発揮するため、処方設計の自由度が高く、他の防腐剤・抗菌剤と比べて使用量を抑えやすい成分です。
3. 天然由来・低刺激性
植物由来成分であることから、安全性・イメージ面での評価が高く、「天然」「植物由来」訴求が求められる製品に適しています。低毒性であることも特徴です。
4. 抗炎症・消臭・防虫効果
抗菌作用に加え、抗炎症、消臭、防虫・防ダニ作用も報告されており、多機能素材として応用されています。
主な用途分野
化粧品・トイレタリー
- シャンプー、コンディショナー
- スカルプケア、育毛剤
- 化粧水、乳液、スキンケア製品
- オーラルケア製品(歯磨き、マウスウォッシュ)
→ 抗菌・防腐、フケ抑制、肌トラブル対策用途
衛生・日用品
- 除菌・抗菌スプレー
- 消臭剤、防カビ剤
- 防虫・防ダニ関連製品
工業・その他用途
- 繊維製品・建材の抗菌加工
- 包装材料・食品鮮度保持用途(研究・限定用途)
- 木材保存、防腐用途
登録日:2026年4月30日
更新日:2026年4月30日
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