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技術・サービス
【高周波誘導加熱設備】タイ国内で設計・製作|出力・周波数選定から専用コイル・制御・搬送まで対応
K.D. HEAT TECHNOLOGY (THAILAND) CO., LTD.は、タイでお客様のワークや生産条件に応じた高周波誘導加熱設備を設計・製作しています。出力・周波数の選定から、専用コイル、制御システム、搬送装置、組立・設置、条件出しまで対応します。
目次
- ワークに合わせた高周波誘導加熱設備の設計・製作体制
- 焼入れ品質・硬化層深さを左右する出力・周波数と加熱・冷却条件の選定
- 専用コイル・制御システム・搬送装置を含めた設備構成
- 設備導入後の立ち上げ支援・タイ人スタッフへの技術教育と内製化サポート
- よくある質問(FAQ)
■ ワークに合わせた高周波誘導加熱設備の設計・製作体制
自動車、二輪、農業機械、建設機械などに使用されるシリンダー、ディスクブレーキ、ギア、スプロケット、油圧シリンダーなどは、ワークごとに形状やサイズ、要求硬度、硬化させる範囲が異なります。そのため、高周波誘導加熱設備では、ワークや要求仕様に合わせて、設備構成、出力・周波数、加熱コイル、加熱・冷却条件などを設定する必要があります。
K.D. HEATでは、タイ国内で高周波誘導加熱設備を設計・製作しています。電気系統、専用コイル、制御、搬送まで設備として構成し、自社内での組立・設置、条件出し、品質確認まで対応します。
お客様のサンプルワークを用いた条件確認や、工場の設置スペース・生産条件に合わせた設備仕様についても、導入前から技術スタッフと協議しながら検討できます。
高周波誘導加熱装置
- 出力:1~500KW
- 周波数:5kHz~500kHz
- 周波数が低い:硬化層深さの指定が深いワークに適応
- 周波数が高い:硬化層深さの指定が浅いワークに適応
- 設備サイズ:お客様の仕様(設計から社内で実施)
■ 焼入れ品質・硬化層深さを左右する出力・周波数と加熱・冷却条件の選定
高周波焼入れでは、コイルに高周波電流を流して電磁誘導によりワークを加熱し、その後に冷却することで必要な部位を硬化させます。
設備を設計するうえで特に重要となるのが、出力と周波数の選定です。周波数は加熱される領域や深さに影響し、一般に高い周波数は表層側の加熱、低い周波数はより深い領域の加熱に適しています。さらに、出力・加熱時間・ワーク形状・コイル形状などを組み合わせて、要求される加熱状態に合わせて条件を設定します。
また、高周波焼入れでは加熱だけでなく、冷却条件も品質を左右します。冷却水の流量、タイミング、当て方、加熱から冷却までのサイクルなどを管理し、ワークごとに条件を調整します。
材質や形状、要求硬度、硬化層深さなどを踏まえて加熱・冷却条件を設定することで、必要な熱処理品質を安定して得られる設備を目指します。焼き割れや歪み、硬度ばらつきなどの問題についても、設備、コイル、加熱条件、冷却条件の各面から検討します。
■ 専用コイル・制御システム・搬送装置を含めた設備構成
高周波誘導加熱設備を安定して稼働させるには、高周波電源、専用コイル、制御システム、冷却、搬送などを、ワークや生産条件に合わせて構成する必要があります。
K.D. HEATでは、ワーク形状や加熱位置に合わせた専用コイルの設計・製作に加え、制御システムやワーク搬送機構まで含めて設備を設計します。制御システムについては、三菱電機、キーエンス、発紘電機、Pro-faceなどに対応しています。
| 機能・対応範囲 |
高周波電源装置 | ワーク仕様に応じた出力・周波数の設定・供給 |
専用誘導加熱コイル | ワーク形状や加熱位置に合わせて電磁場を形成し、必要な部位を加熱 |
冷却システム | 冷却水の流量・タイミングなどを管理し、焼入れ条件を制御 |
制御システム | 加熱時間や設備動作、各工程のタイミングを制御 |
搬送・自動化システム | 焼入れ位置へのワーク供給・搬送・着脱。半自動・全自動設備に対応 |
ワーク供給から加熱、冷却、搬送までの工程を設備内で連携させることで、生産サイクルを一定に管理し、手作業によるばらつきを抑えることができます。
※単体の高周波誘導加熱設備だけでなく、自動焼入れ設備やロボットを組み合わせた設備にも対応しています。
■ 設備導入後の立ち上げ支援・タイ人スタッフへの技術教育と内製化サポート
高周波誘導加熱設備は、設備を導入するだけで安定した熱処理品質が得られるものではありません。ワークごとの加熱・冷却条件を理解し、日常的に設備状態や熱処理品質を管理することが重要です。
K.D. HEATでは、設備導入後の立ち上げや条件出しに加え、お客様のスタッフに対する技術教育にも対応しています。
スタッフを3カ月程度預かり、熱処理の基礎から設備の操作、条件管理、品質管理まで学んでいただくことで、設備導入後にお客様自身で安定した生産を継続できる体制づくりを支援します。
これまで受託熱処理で蓄積してきた現場経験も活かし、外部委託していた高周波焼入れを自社工場へ内製化する場合の立ち上げもサポートします。
教育期間、教育場所、対象人数、対応言語はお客様と相談
カリキュラムはKDT社内教育と同様
■ よくある質問(FAQ)
Q1:ワークの形状やサイズに合わせた設備の設計・製作に対応していますか?
A1:はい。ワーク形状、サイズ、材質、要求される熱処理品質、生産条件などに合わせて、高周波誘導加熱設備を設計・製作します。
Q2:高周波電源だけでなく、コイルや搬送装置までまとめて対応できますか?
A2:はい。出力・周波数の選定から、専用コイル、制御システム、冷却、搬送まで、必要な設備構成をまとめてご提案します。
Q3:設備導入後の条件出しやスタッフ教育にも対応していますか?
A3:はい。設備導入後の条件出しや品質確認に加え、スタッフへの熱処理・設備管理に関する技術教育にも対応しています。具体的な教育内容や期間についてはお問い合わせください。
Q4:誘導加熱コイルの設計・修理について詳しく確認できますか?
A4:はい。ワーク形状や加熱条件に合わせたコイルの設計・製作、修理・再設計については、誘導加熱コイルの専用記事で詳しくご紹介しています。
※詳細をご希望の方は、資料をダウンロードいただくか、下記フォームよりお問い合わせください。
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