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技術・サービス
【レベラーロール】メッキ再生・新規製作|厚鍍金を用いた軸部肉盛り再生|長尺大型対応
MICRON (THAILAND)は、タイ国内でレベラーロールのメッキ再生および新規製作を受託しています。長尺・大型サイズまで自社内で一貫施工いたします。
目次
- タイ国内完結:日本への返送不要でリードタイム・コストを大幅短縮
- 厚鍍金による軸部肉盛り再生
- 最大φ550×3200mmをカバーする大型設備
- 日本人技術者による厳格な品質管理体制と実績
- 対応仕様・主要設備
- よくあるご質問(FAQ)
タイ国内完結:日本への返送不要でリードタイム・コストを大幅短縮
ステンレスや真鍮材、自動車の外販パーツ向けの材料を取り扱うコイルセンターのレベラーロールは、特に高い品質が求められます。これらのロールの摩耗やキズは、板材の表面品質に直結する死活問題です。しかし、高精度なリペアを求めて日本へ返送する場合、輸送や輸出入手続きを含めると、半年近い納期を要することも少なくありません。また海外輸送に伴う物流コストや煩雑な事務手続きも大きな負担となります。
当社はタイ国内の自社工場で下地研磨、硬質クロムメッキ、仕上げ研磨の全工程を一貫して行える体制を構築しております。外部の委託先に工程を分散させることなく内製化することで、タイ国内で完結するワンストップサービスを実現しています。
この国内完結体制で、日本への返送による長期のダウンタイムを大幅に低減できます。 従来は日本返送で6ヶ月以上を要していた納期も、約1ヶ月〜1ヶ月半まで短縮可能です。短納期での予備ロール確保は、設備停止による機会損失リスクの最小化にも貢献します。
厚鍍金による軸部肉盛り再生
ロールの軸部、特にベアリングの脱着が多いジャーナル部は、ガリキズ等様々なダメージを受けます。これらの深いキズの再生は、溶接による肉盛り再生が一般的ですが、当社では厚メッキによる肉盛り再生も可能です。1000㎛を超える厚鍍金も対応致します。
硬質クロムメッキ槽の温度は50度程度。溶接熱のような内部応力発生に伴う歪発生の影響は殆どありません。一方で、ピンホールなど小さな穴がある場合は、スポットインレイを用いて、研磨によるマテリアルの損耗を最小限に抑えます。研磨量が減る為、不要な厚鍍金とならずにコスト軽減が期待できます。
最大φ550×3200mmをカバーする大型設備
自動車の外板パネル向け材料など、極めて高い表面平滑性が求められる長尺ロールの加工には、そのサイズに対応出来る大型設備と、微細な表面制御技術が不可欠です。 当社は、深さ最大4.5mの大型メッキ槽に加え、最大φ550×3200mmの長尺・大型径に対応する円筒研磨機(TOYODA GS550-3200等)を配備しています。さらに、3tクレーン2基を備え、重量物の搬入から施工まで一貫して対応可能です。
同心加工で0.01mm 単位の寸法及びランアウトを精密に管理し、同時にレベラーロールに求められる表面粗さに調整いたします。タイ国内では、大型ロールの一貫対応可能なサプライヤーが極めて少なく、多くの精密ロールは日本へ返送されています。ミクロンタイであれば、これらの多くが当地で再生・新規調達可能です。これにより、輸送に伴うリードタイムや物流負担を抑えるとともに、輸送中に発生しやすい「キズ」や「打痕」のリスク低減にも貢献します。
日本人技術者による厳格な品質管理体制と実績
国内リペアで、多くの調達担当者が懸念するのが、加工精度のばらつきや検査基準の不透明さによる手戻りリスクです。 当社では、クロムメッキ業界で30年の経験を有する日本人エンジニアが常駐、施工プロセスの構築から最終検査までを直接管理しています。言語の壁による細かな仕様認識のずれを抑えるため、初回のご相談から技術的な打ち合わせまで、日本語で直接対応が可能です。
また、日本国内の工場と同等レベルの検査基準を適用し、品質の確認体制を明確化しています。これにより、日本の製造現場で求められる精度や品質管理の考え方を、タイ国内でも再現できる体制を整えています。加えて、当社はタイ国内のコイルセンターで稼働する日系メーカー製レベラーのロール再生において、継続的な実績を有しています。こうした実績を通じて蓄積した知見をもとに、現場ごとの要求仕様に応じた対応を行っています。
対応仕様・主要設備
項目 | スペック・内容 |
最大加工能力 | φ550 × 3200mm |
表面硬度 | Hv1000以上(硬質クロームメッキ施工時) |
表面粗さ | Ra 0.01(バーチカル鏡面機を用いた鏡面仕上げ対応も可能) |
形状公差 | 寸法・同心度 0.01mm単位 |
特殊加工 | バックアップロール S字研磨仕上 |
主要設備一覧
設備名 | 仕様・対応範囲 | 台数 |
円筒研磨機 | TOYODA GS550-3200(最大φ550×3200mm)等 | 複数台(G32-1500等含む) |
大型メッキ槽 | 深さ最大4.5m / 長尺4m対応 | 複数台 |
バーチカル鏡面研磨機 | 最大加工能力 φ500×3,000mm | 1台 |
クレーン | 最大吊り上げ能力 6t(3t×2基連動) | - |
よくあるご質問(FAQ)
Q: 日本へ送り返して修理しているロールも対応可能ですか?
A: はい。図面または現品があれば、タイ国内で再生対応が可能です。ロールの仕様や状態を確認のうえ、必要な精度要件に応じた加工方法をご提案しますので、まずはご相談ください。
Q: バックアップロールの再研磨のみでも依頼できますか?
A: 可能です。メッキを施さないバックアップロールについても、円筒研磨機による高精度な再研磨および振れ取りに対応しております。最小径をご相談ください。
Q: 最小径(使用限界)を超えたロールの相談はできますか?
A: メッキ厚みでカバーできない摩耗限界超えの場合は、新規製作をご提案します。既存の軸流用や素材調達からの製作など、ご要望に合わせた方法を検討いたします。
※詳細をご希望の方は、以下にお電話いただくか、下記お問い合わせフォームよりお願いいたします。
- 日本語: 小林 +66(0)61-545-6450
- 中国語: 林 +66(0)62-467-2223
- タイ人: ブラック +66 (0)63-206-2836
会社情報
硬質クロームメッキ(鍍金) / 金属ロール・油圧機器(シリンダー) / リペア(補修・肉盛り・同軸研磨)
ミクロン(タイランド)株式会社は、タイ・プラチンブリ県を拠点に、硬質クロムめっきおよびステンレス意匠研磨を中心とした事業を展開しております。下地研磨からめっき、仕上げまでを一貫して手がける体制のもと、高精度ロールや油圧シリンダーの再生・新規製作をはじめ、PCB・CCL用途のプレスプレート、ステンレス意匠研磨など、幅広いニーズに対応しております。 クロムめっき業界で30年の経験を有する日本人エンジニ ...
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